研究活動

天文学・宇宙物理学の研究

観測普及研究員はそれぞれ専門分野の研究を行っています。国立天文台や大学等と連携した観測と研究も行っています。発表された成果は年次報告をご覧下さい。論文の一部はADSなどで検索することによりオンラインで閲覧できます。

150cm望遠鏡による研究活動 : (1) 論文・集録・速報(2) 学会発表(3) 研究会等

NGC253銀河の可視光で撮影した写真 NGC253銀河の赤外線で撮影した写真 M1星雲を赤外線で撮影した写真 M1星雲を狭帯域フィルターを使って撮影した写真

観測装置の維持・開発

望遠鏡や付随する様々な観測装置の性能が発揮できるよう調整などを行うことも大切な仕事です。

150cm反射望遠鏡の写真 赤外線カメラの写真 高分散分光器の写真 65cm反射望遠鏡の写真

談話会の開催

第一線のオリジナルな研究発表を主体とする『談話会』を開いてます。平成20年度までは隔週火曜日夕方に開催していましたが、現在は不定期の開催となっています。談話会はどなたでも参加することができ、その際に予約は不要です。

今後の談話会の予定今までの談話会

研究会の開催

1998年
  1. 「OBSERVATIONAL ASTROPHYSICS AT GUNMA ASTRONOMICAL OBSERVATORY 」(1998年10月26日-27日, @群馬県市町村会館/前橋市)
1999年
  1. 連星/変光星ワークショップ (1999年11月22日-23日, @ぐんま天文台)
2000年
  1. ワークショップ「第2回 ぐんま天文台における天体物理学」 (2000年2月28日-29日, @ぐんま天文台)
  2. 第42回天文情報処理研究会会合 「望遠鏡の遠隔制御」 (2000年6月26日-27日 @ ぐんま天文台)
  3. 第14回天文教育研究会(2000年8月6日-9日 @ 北毛青年の家)
  4. 日本天文学会 2000年秋季年会 (2000年10月5日-7日 @ 群馬県総合教育センター (群馬県伊勢崎市) )
2001年
  1. ぐんま天文台研究会「エシェル時代の高分散分光観測」 ( 2001年2月26日-27日 @ ぐんま天文台 )
  2. 第10回全国の天体観測施設の会 (2001年6月11日-13日, @ぐんま天文台)
  3. 第4回天網の会 (2001年11月27日-28日, @ぐんま天文台)
2002年
  1. ぐんま天文台研究会「1〜2m望遠鏡による赤外線天文学」 (2002年2月4日-5日, @ぐんま天文台)
  2. 第1回ぐんま天文台教育普及研究会「学校および社会教育施設等における天文教育普及の現状」 (2002年2月23日, @ぐんま天文台)
  3. 第2回ぐんま天文台教育普及研究会「天文教育教材の開発と活用」 (2002年8月26日-27日 @ぐんま天文台)
2003年
  1. 第3回ぐんま天文台教育普及研究会「リモート望遠鏡の活用」 (2003年8月21-22日, @ぐんま天文台)
  2. 第23回 Grain Formation Workshop (2003年11月21日-22日, @ぐんま天文台)
2004年
  1. 高分散分光ワークショップ : ぐんま春の陣 「高分散分光学の現状と将来」(2004年3月18日-19日, @ぐんま天文台)
2005年
  1. ぐんまN体力学研究会 (2005年3月9日-12日, @ぐんま天文台)
2006年
  1. ぐんま天文台天文教育研究会「天体物理学の講義と観測実習をめぐる諸問題」(2006年3月5日-6日, @ぐんま天文台)
2007年
  1. スペースからの赤外線観測による最新の天文学 (2007年3月12日-14日, @ぐんま天文台)
2010年
  1. 第15回天体スペクトル研究会」(2010年3月6日-7日 @ぐんま天文台)
2012年
  1. PDFファイル 日本公開天文台協会第7回全国大会 (2012年6月11日-13日 @群馬パース大学高山キャンパス)

国際協力

ぐんま天文台では、活動の基本方針のひとつに国際協力が掲げられている。一般的な国際共同観測や研究者間の交流などに加え、特にアジア地域での天文学の研究と教育の発展に力を入れてきた。高価な装置・機器類を贈与するのではなく、各国における天文学の発展を担う人材の教育に重点を置いて活動した。その中で最も重要で、かつ効果的な事業は、各国で天文学の研究や教育を実践している、あるいはこれから行うことになる人材をぐんま天文台に招聘し、最新の機器を用いた研究や研修を行い、自国に戻った後にその経験を活かせるように支援する活動である。これまでに、中華人民共和国、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、モンゴルなどからの研究者や学生を受け入れ、平成22年度末までに、合計12人、のべ1174人日の長期滞在を受け入れた。

このような国際的な活動は国際学会などで世界的に報告されており、研究活動に留まらず教育・普及活動に関連する部分についても、天文学者や天文教育関係者の間で広く周知され、高い評価を得ている。

しかし、県により平成20年度に事業の見直しが行われ、予算と人員が大幅に削減された結果、残念ながら平成22年度以降、国際協力活動は事実上停止している。

不正防止

詳細

詳細については年次報告をご覧ください。