第42回天文情報処理研究会会合

テーマ:「望遠鏡の遠隔制御」
会場:県立ぐんま天文台 映像ホール
日時:2000年6月26日(月) 〜 27日(火)

趣旨

近年の計算機の普及に伴い、市販の望遠鏡であってもPCなどで制御するようになってきました。また、望遠鏡の大型化・精密化とともに、高速ネットワークによって望遠鏡を目的に応じて遠隔で操作することが可能となってきています。

今回は、すばる望遠鏡の遠隔制御からインターネット天文台まで望遠鏡の遠隔操作の設計から実装までと運用例を紹介していただき、現状の問題点とこれからの発展について議論しました。

プログラム

1日目 (2000年6月26日)

14:30-15:00 吉田道利(国立天文台岡山)岡山天体物理観測所188cm望遠鏡の制御系について
15:00-15:30 柳澤顕史(国立天文台岡山)全天カタログと Point pattern matching software を用いた望遠鏡指向精度の改善
15:30-16:00 青木勉(東大木曽) 自動観測を目指すMAGNUM望遠鏡の制御について
16:00-16:30 休憩
16:30-17:00 三戸洋之(東大木曽) Windowsマシンによる観測装置の遠隔制御
17:00-17:00 尾久土正己(みさと天文台)みさと天文台の遠隔操作望遠鏡の運用
17:30-18:00 松本直記(慶應高),佐藤毅彦(理科大) 完成したインターネット天文台

2日目 (2000年6月27日)

9:30-10:00 佐々木敏由紀(Subaru) すばる望遠鏡制御系と遠隔機能
10:00-10:30 能丸淳一(Subaru) すばるのオペレーションとリモート観測
10:30-10:50 橋本 修(ぐんま天文台) ぐんま150cm望遠鏡の制御系
10:50-11:00 休憩
11:00-11:20 衣笠健三(ぐんま天文台) ぐんま天文台における計算機システムの現状
10:20-11:50 濱部勝(東大天文) 東大天文センタにおけるLANの構築
11:50- 会務セッション

宿泊・懇親会は、初日に"国民宿舎わらび荘"にて行いました。

世話人

西原英治、衣笠健三、大林 均、橋本 修 (県立ぐんま天文台)

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