太陽

太陽は地球に最も近い恒星です。直径は地球の約109倍、質量は地球の約33万倍。水素やヘリウムなどのガスでできた高温の球体で、中心部で核融合反応をおこしてエネルギーを生み出し、光っています。

黒点

2014年10月21日の太陽面。大きな黒点が見える。

2014年10月21日の黒点

太陽表面に見える黒い点を、黒点(こくてん)と呼びます。毎日観察していると、太陽の自転にあわせて移動する様子が見られます。黒点の数は約11年の周期で増減し、黒点が全く見られない時もあります。

黒点は、太陽表面で周辺よりも温度の低い場所です。白い部分の温度は約6千度、黒い部分の温度は約4千度です。

太陽フレア

2014年10月19日に発生した大規模なフレアの写真。

2014年10月19日のフレア

太陽フレアは、太陽で発生する爆発です。写真にて、黒点の周辺で白く明るく写っている部分がフレアです。フレアは磁気嵐やオーロラの原因にもなります。

プロミネンス

2004年10月23日の巨大プロミネンス

2014年10月23日のプロミネンス

磁力線に沿って太陽のガスが噴出しているところです。

最新の太陽像

開館日の昼間、晴天の場合は、太陽望遠鏡で撮影した最新の太陽画像を配信しています。