ぐんま天文台 | 利用案内 | イベント | 設備紹介 | 活動と組織 | 写真・広報等 | サイトマップ |
10月23日頃から太陽表面に巨大な黒点が次々と出現しています。大きさは長径で地球10個分ほどもあり、減光すれば肉眼でも確認できます。現在太陽の活動は極小期に向かっており、このような時期にこれほど大きな黒点が現れることはまれです。しかも今回は次々と出現しています。
この巨大黒点の出現による影響で、太陽表面では活動が活発になっており、大規模なフレアやコロナ質量放出と呼ばれる大爆発も観測されています。その影響として、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の人工衛星「こだま」に異常が発生したり、29日夜には北海道で北の空に赤い低緯度オーロラが観測されたりしています(北海道陸別町)。10月28日20時頃(日本時間)に起きたフレアは、過去14年間で最大規模で、磁気あらしが発生して電波障害が起きる可能性が指摘されています。
![]() 10月23日 |
![]() 10月24日 |
![]() 10月26日 |
![]() 10月27日 |
![]() 10月29日 |
![]() 10月30日 |
GIFアニメーションはこちら(508KB)