大きく欠けた金星(撮影条件による違い)
様々な条件で撮影した動画を比べてみます。いずれも5月14日に撮影しました。
望遠レンズ+CMOSカメラ
15センチ望遠鏡(TOA150 F7)+CMOSカメラ
65センチ望遠鏡(露出33ミリ秒)+CMOSカメラ
65センチ望遠鏡(露出22ミリ秒)+CMOSカメラ
望遠レンズでも丸くはないことが辛うじてわかりますが、15センチ望遠鏡(TOA150)を使うと半分以上が欠けていることまで十分見て取れます。65センチ望遠鏡ではさらに良くわかります。
65センチ望遠鏡では、短い露光時間で撮影したほうが形が鮮明です。検出器(CMOSカメラ)にとって光量が多すぎると、本当に光っている部分のまわりの淡い光も真っ白になって太い形と誤認しやすいことに気をつける必要があります。
関連情報
- 教育支援(教員・指導者の方へ)より【解説アニメ】 金星の見え方 満ち欠けと大きさの変化
- 過去の天文ニュースより【動画あり】5月14日に撮影した金星 4月28日との比較
- 過去の天文ニュースより【動画あり】4月28日に撮影した金星 今回と形が違います
- 65センチ望遠鏡動画ギャラリー より 【動画】金星(2019年12月16日) 今回と形が違います
- ギャラリー より 金星
- 教育支援(教員・指導者の方へ)より
金星の位置と見え方