欠けた金星(動画)
大きく欠けて見える金星の姿を、65センチ望遠鏡で撮影しました。動画は2020年4月28日に撮影したものです。大きく欠けた姿に見える期間は短く、1カ月程度です。満ち欠けの周期は、約584日です。
今後、直径はより大きく、形はより欠けた形へと変化します。5月後半になると、太陽に近づきすぎて観察できなくなります。
欠けた姿を見るには、望遠鏡が必要です。倍率は少なくとも30倍、できれば50倍以上あると良いでしょう。手ぶれなどしないように、しっかりとした台に望遠鏡を固定しましょう。
ぐんま天文台では「昼間の星の観察会」などで金星を観察できましたが、現在は臨時休館中のためご覧いただけません。天文台で望遠鏡を使った観察会が再開されましたら、皆様に本物を観察していただきたく存じます。
なぜ丸く見えないのか?解説は次の記事をご覧ください:
- 【解説アニメ】 金星の見え方 満ち欠けと大きさの変化
- 宵の明星(金星)が見ごろ(2020年4月4日)
関連情報
- 過去の天文ニュース より 【動画あり】5月14日に撮影した金星 今回よりも大きく欠けた形です
- 65センチ望遠鏡動画ギャラリー より 【動画】金星(2019年12月16日) 今回ほど欠けていない形です
- ギャラリー より 金星
- 教育支援(教員・指導者の方へ)より
金星の位置と見え方