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1月6日から9日にかけて、マックホルツ彗星がすばる(プレアデス散開星団,M45)の近くに見えます。この頃の等級は3等級台で、天の川が見えるような夜空であれば肉眼で見ることができます。肉眼で見るのが難しい場所でも、双眼鏡を使えば、すばるの近くに探し出すことができます。
写真は、ぐんま天文台で1月6日午後10時51分に撮影したものです。上方にすばる、下方にマックホルツ彗星が写っています。彗星の尾が淡く画面左に伸びています。
(参考:マックホルツ彗星)
撮影データ:
機材:FinePix S2Pro + 50mmレンズ、EM-2500赤道儀(恒星追尾)
撮影場所:ぐんま天文台
撮影日時:2005年1月6日22時51分
露出時間:30秒
撮影者:浜根寿彦(観測普及研究員)
その他:オリジナル画像を1200x1800ピクセルにトリミング。画像処理済。
ぐんま天文台では2005年1月5日(水)から10日(月・祝)まで毎日、マックホルツ彗星の観察を行ないました。
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12月3日午前9時ごろ、フレアが発生しました。このフレアの発生場所は0708という黒点群です。11月10日の0696群に比べて規模が小さく見えますが、12月1日にもM1.2のフレアを起こしており、活動は比較的活発な場所です。
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11月10日午前11時ごろ、太陽の西側端に近い場所で大規模なフレアが発生しました。
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2004年10月23日、太陽東のリムに巨大なプロミネンスが発生しました。写真はぐんま天文台の太陽望遠鏡がとらえた巨大プロミネンスの姿です。もっとも高いところは、太陽表面からの高さが地球20個分ほどもあります。
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10月14日の10:42〜11:32頃にかけて部分日食がありました。ぐんま天文台付近では10時過ぎから徐々に晴れ始め、直径1mほどの大きさに太陽が映し出された2階の太陽望遠鏡コーナーでは月の端のでこぼこした様子も観察できました。
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2004年7月22日の9時〜10時ごろにかけて大きなフレアが発生しました。このフレアーはX線の強度でM9クラスと観測され、コロナ質量放出(CME)現象も発生しました。
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ぐんま天文台では、ニート彗星(C/2001 Q4)を2004年5月14日に撮影、分光して画像とスペクトルを取得しました。この時、彗星は太陽に最も近づく1日前で、太陽と彗星の距離は0.96天文単位(1天文単位は約1億5千万km)、地球と彗星の距離は0.41天文単位でした。
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超新星 SN 2004bd の初期観測に成功。解説を読む
3月末から4月はじめにかけて、日(太陽)・月・火・水・木・金・土の7つの星が見られました。