ぐんま天文台 | 利用案内 | イベント | 設備紹介 | 活動と組織 | 写真・広報等 | サイトマップ |
12月3日午前9時ごろ、フレアが発生しました。(中道・観測普及研究員の観測)
このフレアの発生場所は0708という黒点群です。11月10日の0696群に比べて規模が小さく見えますが、12月1日にもM1.2のフレアを起こしており、活動は比較的活発な場所です。
今回のフレアは11月10日のものよりも規模は小さく、GOES衛星が観測したX線強度がM1.5と中規模(X線強度がCクラスだと小規模、Mクラスだと中規模、Xクラスだと大規模)ですが、CME(コロナ質量放出:太陽ガスの放出現象)も太陽観測衛星SOHOによって観測されています。また、SOHOの別の画像を見ると大きなコロナホールが地球の方を向いています。これらの影響で太陽風の速度が高まったり、磁場強度が高まったりするなどの影響で磁気圏が乱され、磁気嵐が起きたり、オーロラ活動が活発になったりするかもしれません。
今回は連続写真よりもアニメーションで見ることをお勧めします。アニメーションは1分間隔で作成していますのでいつもより滑らかになっています。太陽のガスがフレアによって大きく動いている様子が実感できます。(ファイルが大きいので注意してください)
8時50分 |
8時55分 |
9時00分 |
9時05分 |
9時10分 |
9時15分 |
9時20分 |
9時25分 |
9時30分 |
9時35分 |
9時40分 |
9時45分 |
9時50分 |
Mpegアニメーション(386kB) GIFアニメーション(同一内容)(16.2MB)