2004年10月14日の部分日食

10月14日の10:42〜11:32ごろにかけて部分日食がありました。ぐんま天文台付近では、朝のうちは霧で視界が100mも無いくらいでしたが、10時過ぎから徐々に晴れ始め、欠け始めのころには太陽が雲間から見えるようになりました。2Fの太陽望遠鏡コーナーでは直径1mほどの大きさに映し出された太陽の欠けた姿を観察しました。像が大きいので月の端のでこぼこした様子も観察できました。

また、バルコニーには自作の太陽観察用望遠鏡を設置。来館者が次々と覗いては「わあ、すごい!」と歓声を上げていました。時折、薄雲がかかると望遠鏡や観察用フィルターを使わなくても太陽の欠けた姿が観察できました。

残念ながら最大食分直前の11時30分ごろから雲が厚くなり、時折雲間から太陽が見えるものの、12時過ぎからは完全に曇ってしまい、最後まで観察することはできませんでしたが、ちょうどこの時間帯にぐんま天文台を訪れたおよそ70人の方が、部分日食の様子を楽しみました。

部分日食を観察する来館者
部分日食を観察する来館者

部分日食の変化の様子

10時41分
10時41分
10時43分
10時43分
10時44分
10時44分
10時45分
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10時46分
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10時47分
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10時48分
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10時49分
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10時50分
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10時51分
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10時52分
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10時53分
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11時02分
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11時23分
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11時33分
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11時44分
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