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「明けの明星」や「宵の明星」として知られる金星は、真夜中には見えず、明け方または夕方に見られます。
金星を望遠鏡で観察すると、丸くない、欠けた月のような姿で見られます。また、観察する時期により見かけの大きさも異なります。
金星の見かけの形・大きさ・位置・明るさは、太陽・地球・金星の3者の位置関係により変化します。次の動画をご覧下さい。
動画の上でマウスの左ボタンを押している間は、動画が止まります。
地球から見た場合(地球を固定して考えた場合)は次のようになります。
金星の形が変化して(満ち欠けして)見えるのは、金星は太陽の光を反射して輝いているからです。月と同様に、太陽の光があたる部分だけが白く輝いて見えます。
金星の大きさが変化して見えるのは、地球と金星の距離が変化するからです。近づいている時ほど大きくみえます。
金星の大きさや質量は地球とほぼ同じですが、大気は95%が二酸化炭素で強い温室効果が働いており、地表の気温は470℃にもなります。厚い雲に覆われているため、地表を見ることはできません。