金星の位置と見え方 2015年1月〜7月

金星の見える位置 (位置が変化)

望遠鏡での見え方(形と大きさが変化)
株式会社アストロアーツのステラナビゲータを利用して作図しました
観察のポイント
- 今は「宵の明星」の位置なので、「日没後の西の空」に見えます。たいへん明るく、「一番星」となります。
- 日没20分後くらいから見つけやすくなります。1時間で15°動き、夜遅くなる前に地平線(稜線)へ沈みます。「手を水平に伸ばして見えるゲンコツ1個分の角度」が「約10°」です。地平線からの高度が10°以下では、見づらくなります。
- 今回の「宵の明星」は平成27年1月から7月まで見られます。その後は「明けの明星」として、平成27年9月から平成28年2月まで、明け方の東の空で見られます。次の「宵の明星」は平成28年9月から平成29年3月に見えます。いつでも「宵の明星」が見えるわけではないので、ご注意を。
関連リンク
- 金星の位置と見え方 (2015年9月〜2016年3月)
- FLASH天文解説 > 金星の見え方〜形と大きさ (アニメーションによる解説)
- 金星の公転軌道を作図しよう (教材)