太陽系6番目の惑星・土星は、木星の次に大きなガス惑星で、大きな環(リング)を持っています。直径は地球の9.4倍、重さは約95倍ありますが、大きさのわりにはずいぶんと軽い惑星です。

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土星と4つの衛星 環に落ちる土星の影 土星と2つの月 HSTが撮影した土星 土星極地のオーロラ 土星環の消失 土星環の消失 土星環の消失
土星と4つの衛星
土星とそれを取り巻くリングの画像。画像には土星の4つの衛星が写されている。暗黒の宇宙空間を背景に並んでいる3つの衛星は上から、テチス、ディオーネ、レアだ。もう1つは、土星の雲を背景にして見える小さな衛星ミマスで、ミマスと、テチスの影が土星表面に影を落としているのが分かる。
環に落ちる土星の影
土星本体の影がリングの一部を横切っている。ボイジャー探査機が土星から遠離る際に撮影されたもの。aリングとその内側のbリングの間に見える黒い隙間はカッシーニの空隙と呼ばれている。
土星と2つの月
ボイジャー2号が3390万kmの位置から撮影した土星。最も広いbリング上にはスポークが見られる。2つの月はレアとディオーネ。
HSTが撮影した土星
ハッブル宇宙望遠鏡の8周年記念のイメージとして公開された鮮やかな色の土星。新しい近赤外線カメラとマルチオブジェクトスペクトロメータによって撮影されたもの。この画像は土星大気中の雲と霞に関する情報を示している。
土星極地のオーロラ
ハッブル宇宙望遠鏡によって撮影された土星のオーロラのイメージ。新しいイメージングスペクトログラフによって撮影された。この新しい機器は、紫外線領域において従来の10倍の感度を持っている。
土星環の消失
地球が土星の環の平面を横切る頃、太陽もこの平面を横切り、以後15年間は環の反対の面を照らす。一番外で明るく輝いているのがパイオニア11号が発見したf環である。
土星環の消失
土星の環の消失期には、衛星現象にも注目が集まる。上の画像では、土星最大の衛星タイタンの影が、土星面に黒い点となっているのが明瞭だ。
土星環の消失
この画像は1995-6年に起きた消失の2回目のときのもので、左からエンケラドス、テチス、ディオーネ、ミマスの4つの衛星が見える。

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