土星環の消失

土星環の消失
地球が土星の環の平面を横切る頃、太陽もこの平面を横切り、以後15年間は環の反対の面を照らす。したがって地球からはいつも、太陽に照らされている面を見ることになるのだが、環の消失前後の一時期、太陽に向いた面の裏側から環を見る位置関係になることがある。この時、普段は明るく光る部分が暗く見え、環の間隙や暗い環が光って見えるという、いつもと逆の姿になる。一番外で明るく輝いているのがパイオニア11号が発見したF環である。

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