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学校利用について(21世紀の利用状況)

ぐんま天文台の基本方針の一つに「学校や生涯学習との連携」があります。このうち、学校との連携については「学校教育における自然体験学習の場を提供する」という方針を掲げています。

(写真)学校利用の様子1

平成11年(1999年)の開館以来、ぐんま天文台では理科の学習をはじめとする様々な学校利用に対応してきました。学習内容には、「星の色」や「星座の動き」、「季節毎の夜空の違い」などを実感して自然界の規則性や不思議さを実感すること、自然界のそうした規則性を見つける人間の知恵の素晴らしさに気づくこと、「太陽」を観察したり「巨大日時計」が指し示す時刻を調べたりして人間の生活と太陽との関わりを考えたりすることなどがあります。望遠鏡や施設を見学したり、観測データから自然の不思議を紐解くまでの様々なプロセスを見聞きしたりして、天文学を通して科学の面白さや奥行きの深さを目の当たりにし、地道な営みの積み重ねが豊かな成果をもたらすことを学ぶことも大事な学習のひとつです。

(写真)学校利用の様子2

このように、血の通った科学を伝え、子どもたちに理科の面白さをわかってもらうことによって科学技術創造立国の礎となる学習活動を支援することこそ、研究成果を発信し続け、「研究と教育・普及は不可分である」と考えるぐんま天文台ならではの学校との連携活動だと考えています。

このようなぐんま天文台の活動方針は、少子化や学習時間の削減が進んだ時代にあって年々増える学校利用によって支持されているものと勇気づけられています。今後も、より多くの子どもたちに、本物の科学の面白さ、理科の学習の大切さを伝え続けたいと思います。

のべ利用日数 のべ利用人数

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