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平成21年度の事業計画

ぐんま天文台は、より県民に愛され、必要とされる施設となるよう、 平成21年度は教育普及事業をさらに強化いたします。 また、大幅な経費削減・人員削減を行うため、一部の事業については縮小・廃止させていただきます。

平成22年度以降も大幅な経費削減・人員削減が計画されているため、 今後も事業の見直し、縮小は避けがたい状況ではありますが、 可能な限り皆様にサービスを提供してまいります。 今後ともぐんま天文台をよろしくお願いいたします。

拡大・充実する主な事業

来館される皆様へ 〜 より楽しめ、より学べる天文台へ
新企画、「昼間の星」と「宇宙の立体投影」を始めます。

土曜、日曜、祝日および特別開館期間中に、時間帯限定のイベントとして「昼間の星」または「宇宙の立体投影」を行います。

  • 「昼間の星」では、望遠鏡を使って青空に浮かぶ昼間の星を観察します。
  • 「宇宙の立体投影」では、映像ホールで宇宙の立体映像を観測普及研究係員の生解説とともにお楽しみいただきます。

どちらのイベントを行うかは、当日の気象条件等により決定します。11時30分から12時まで、30分間限定のイベントです(時刻は変更になる可能性があります)。

→ 9月からは、さらに定時イベントを充実させます。

望遠鏡の操作や天体写真撮影に挑戦できる、「観測体験時間」を設けます。

金曜、土曜、日曜の夕方6時から夜10時まで、大型望遠鏡による通常の天体観望の他に、天文台の小型望遠鏡を借りて天体観測や写真撮影を行える「観測体験時間」を設けます。

次代を担う子供たちへ 〜 「天文授業サポート事業」新設

天文にかかわる学習内容は、教師にとってとりわけ難しい分野の一つです。加えて、新しい学習指導要領では小学校、中学校ともに天文分野の学習内容が追加となり、教材研究や自身の観察・実験の技能の習得など、これまで以上に教師が多忙を極めるのは必至です。県立ぐんま天文台では、下記の3点を柱に天文分野の学習支援、研修支援を積極的に行うことにより、児童生徒の学習や、教師の学習指導・研修のお手伝いをさせていただきます。

天文授業・天体観察学校支援

群馬県内の学校の授業や研修会に天文台職員が出向き、先生方のお手伝いをします。

  • 通常の授業における授業支援(TT、機器操作など)
  • 夜間や昼間の天体観察の支援
  • 指導計画作成の支援や電話相談など
  • 郡市や市町村理科部会主催の研修会支援
教師のための天体観察実技研修講座

新指導要領に準拠し、天体望遠鏡の基本操作や指導計画の作成について実践的な研修を行います。(小学校対象×2回、中学校対象×2回)

  • 各学校所有の望遠鏡を使った実技講習
  • 指導計画の作成や留意点についての講義、ワークショップ

研修の詳細

天体望遠鏡診断・操作指導

天文台職員が群馬県内の学校に出向き、学校所有の天体望遠鏡の“健康診断”をします。

  • 簡単な修理や調整、処方箋作り
  • 天体望遠鏡の操作指導など、研修支援

学校利用」についても継続して実施いたしますので、是非ご利用ください。

全ての皆様へ 〜 天文学、科学教育、生涯学習の裾野拡大にむけて
天文台外で行う事業を拡大します。
  • 県内各地で行う講演会や天体観察会を増やします。
  • 子ども会、青年団、老人会などの社会教育関連団体からの依頼があれば、可能な範囲で職員が各地を訪問して講演や天体観察会を行いますので、お問い合わせください。土曜、日曜および祝日は天文台におけるイベントで人手が不足するため、対応できない場合があります。平日の利用をお勧めします。
  • 病院や養護学校など天文台へ行くことが難しい方のいる施設では、上記の講演会や天体観察会に加え、遠隔地から天文台の望遠鏡を操作しインターネット経由で天体を観察できる「リモート望遠鏡」もご利用いただけます。
  • 北毛青年の家に宿泊して体験学習を行う学校を対象に、夜間に職員を派遣して天体観察の支援を行います。夜間も天文台へ来館して大型の望遠鏡で天体観察することをお勧めしますが、夜間に青年の家から天文台まで移動する足(バス)が確保できないという学校にも対応できるようになります。

縮小する主な事業

長期滞在宿舎を廃止します。
天文台に滞在する研究者のための宿舎を廃止します。
談話会は不定期開催となります。
隔週火曜日に外部の研究者を招いて開催していた談話会の回数を減らします。4月からしばらくお休みします。
深夜の占有利用を停止します。
毎週金曜・土曜・日曜の夜10時から翌朝6時まで行われていた天体観測施設の貸し出しを停止します。当面の間は代替事業として、夕方6時から夜10時まで天体観測施設を貸し出す「観測体験時間」を行います。
親と子の星空の夕べの開催回数を1回とします。
北毛青年の家との共催事業として、同施設で宿泊しながら親子で天体観測を楽しむ「親と子の星空の夕べ」を毎年2回開催していましたが、1回開催となります。
広報誌ステラーライトの発行を年2回とします。
ステラーライトの発行を3回から2回に減らします。

その他

施設見学、天体観望、主なイベントは継続します。
施設見学天体観望は従来の開館時間を維持しつつ、来館される皆様にご満足いただけるよう引続き努力いたします。日食や流星群などの天体現象にあわせて行われるイベントなども、引続き行います。
少年少女研究員と天文学校は詳細未定です。
開催する場合は、内容と日程が決まり次第、Web上でお知らせいたします。