「宵(よい)の明星(みょうじょう)」や「明けの明星」、「一番星」などの名前で親しまれている「金星」を、望遠鏡で観察してみませんか。金星は観察する時期により、その形や大きさが変化して見える星です。今年の10月から12月にかけては金星を観察する絶好のチャンスですので、この機会をお見逃しなく!
金星の見え方の変化
金星は、天気が良ければ、土曜日、日曜日、祝日に行っている「昼間の星の観察会」で観察できます。晴れた時のみ、午前11時半から正午まで行います。※2013年10月5日(土)から12月8日(日)までは午後1時から行っていました。
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金星は恒星のように自ら光を発するのではないため、月と同様に太陽の光が当たる部分だけが輝いて見えます。このため、太陽、地球、金星の位置関係により形が変化します。また、公転に伴い地球との距離も変化するため、見かけの大きさも大きく変化します。
惑星の位置と見え方の関係 |
地球を固定してみた場合 |