海王星の暗斑

海王星の暗斑
ボイジャー探査機が発見した大暗斑は消えてしまったが、ハッブル宇宙望遠鏡によって新しい暗斑が発見された。海王星は地球と同じくらい自転軸が傾いていて、近年は南半球を地球の方向に向けているため、北半球に現われたこの暗斑は惑星面の縁のぎりぎりのところに見えている。暗斑は、メタンの氷でできたまわりの明るい雲に囲まれた暗い部分で、大気がより透明なために大気深部が見えているのであろうと考えられている。

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