ぐんま天文台ボランティアの活動 (平成22年度)

平成21年度は、過去の活動実績と経験が十分に活かされ、新たな活動も実現できて、さらに充実した年度でした。平成22年度は組織拡大に向けて動き出す最初の年となります。基本的な方針は従来を踏襲しつつ、さらなる技能や知識の修得を推進してボランティアの資質向上を図り、自主企画については100%の自主運営に挑戦します。

（１）来館者や団体の案内・誘導

• 見学、観望場所、イベント会場への誘導、身障者の介助など

（２）展示コーナー解説・星空案内

• 展示コーナーでの解説
• 屋外での星座案内（一般観望時）…原則として野外モニュメント前で行う。
• ※原則としてキャットウォークは使用禁止。使う場合には職員の許可を得ること。
• ※天体解説は天文台職員に任せる。来館者から質問されたら職員へ引き継ぐ。

（３）自主企画イベントの計画と実施

• 年数回のイベントの企画、計画立案、準備、運営など
• その他、絵本の読み聞かせ等の活動

（４）天文台イベントへの参画

• 天文台主催のイベントにおいて、補助スタッフとして活動する。
  （平成22年度は月食観察会2回　6/26(土)・12/21(火)）

（５）天文台周辺環境の整備

• 散策の小道周辺や遊歩道、天文台敷地内の除草作業や清掃など環境整備を行う。

（６）観測体験時間の補助（望遠鏡使用資格取得者のみ）

• 観測体験時間利用者への操作補助、助言等のサポート

月例会は原則として毎月１回開催し、天文台の協力依頼連絡・調整やボランティア活動に関する意見交換およびイベントの準備等を行っています。

学習会は月例会と同日に開催し、ボランティアのスキルアップを図るための研修や自主企画イベントのための観察実習、望遠鏡の操作練習等を行っています。

ボランティアが独自に企画・運営するイベントです。より気軽に天体や天文現象を楽しむために、ボランティアならではの工夫を凝らしたイベントになっています。

今年度のボランティア自主企画イベントの予定

（１）デジカメや携帯で月を撮ろう

• 日時：4月24日(土)・5月22日(土)・7月24日(土)・8月21日(土)・10月23日(土)・11月13日(土)　19:00〜21:30(11月13日は18:00〜20:30)
• 会場：観測広場。
• 内容：移動式望遠鏡を使って、来館者が持参の携帯電話やデジカメで月を撮影する支援を行う。

（２）天の川観望会

• 日時：9月4日(土)・5日(日)　19:00〜21:30
• 会場：観測広場。
• 内容：肉眼による天の川の観察、周辺の星座解説、双眼鏡による星雲・星団の観察などを行う。

（３）たかやま観月会（＋星空音楽会）

• 日時：9月23日(木・祝日)　19:00〜21:30
• 会場：観測広場。
• 内容：双眼鏡・望遠鏡による月の観察・月にまつわる説話などを行う。

（４）月の幻灯会

• 日時：1月15日(土)　18:00〜20:30
• 会場：太陽望遠鏡スペース。
• 内容：太陽望遠鏡で投影した月の解説を行う。

（５）冬のダイヤモンドを探そう

• 日時：3月5日(土)　19:00〜21:30
• 会場：観測広場。
• 内容：肉眼による「冬のダイヤモンド」の観察、周辺の星座解説、双眼鏡による星雲・星団の観察などを行う。

全国星空継続観察への参加・協力（夏季7〜8月・冬季1〜2月）

月食観察会（6/26(土)・12/21(火)）、ぐんま☆星まつり2010（11/13(土)）協力

みなさんも天文台ボランティアとして活動してみませんか。自主企画イベントや月例会の際にボランティア活動の見学もできます。

すべての活動に参加できなくてもかまいません。どれか一つのボランティアでも結構です。興味のある方は、担当（倉林）までお問い合わせください。