惑星が見ごろの時期は? (2018年)

ぐんま天文台で観察する場合の、お勧めの時期をご案内します。

ぐんま天文台の大型望遠鏡では、星の位置が、営業時間内に、地平線から約20度以上ないと見えません。

火星

火星の写真

最接近(7月31日)よりも後、8月の観察をお勧めします。7月中は見やすい時間帯が夜遅く(閉館時間後)になるためです。火星大接近記念企画

火星の視直径
日付視直径(秒角)高度20度以上の時間帯
7月31日(火)24.3"21:21以降
8月 4日(土)24.2"21:10以降
8月11日(土)23.8"20:32以降
8月18日(土)23.0"19:59以降
8月25日(土)21.9"19:28以降
9月 1日(土)20.8"18:57以降
9月 8日(土)19.5"
9月15日(土)18.3"22:48まで
9月22日(土)17.1"22:34まで
9月29日(土)16.0"22:23まで

火星は7月27日に「衝」、31日に「大接近」。
視直径は20時で、見やすい時間帯はぐんま天文台の位置で計算。

木星

木星の写真

5月上旬から8月中旬まで見られます。5月下旬から7月の間の観察をお勧めします。

火星と異なり、見かけの大きさはあまり変化しません。

木星の視直径
日付視直径(秒角)高度20度以上の時間帯
5月 9日(水)44.7"20:25以降
5月26日(土)44.4"19:07以降
6月 9日(土)43.5"18:04以降
6月23日(土)42.2"
7月 7日(土)40.7"22:49まで
7月21日(土)39.0"21:54まで
8月 4日(土)37.5"21:04まで

5月9日は木星が「衝」となる日です。

土星

土星の写真

7月上旬から9月下旬まで見られます。7月中旬から9月中旬の間の観察をお勧めします。

火星と異なり、見かけの大きさはあまり変化しません。

土星の視直径
日付視直径(秒角)高度20度以上の時間帯
6月27日(水)18.3"21:08以降
7月 7日(土)18.3"20:26以降
7月21日(土)18.1"19:27以降
8月 4日(土)17.9"18:29以降
8月18日(土)17.6"
9月 1日(土)17.2"21:50まで
9月29日(土)16.4"20:02まで

6月27日は土星が「衝」となる日です。

金星

金星の写真

夜の天体観望で見られるほか、昼間の星の観察会でも見られます。

夜の天体観望 詳細

5月中旬から7月中旬まで、19時から19時半頃まで見られます。

昼間の星の観察会 詳細

10月14日までと、11月10日以降に見られます。10月20日から11月4日までは、太陽の近くに位置するため、望遠鏡を向けられません。

9月から12月までの間(見られない期間を除く)は、大きく欠けた形で、視直径が大きく見えるため、特にお勧めします。