2012年5月21日の金環日食を前に、太陽望遠鏡を作るイベントを行いました。県内の小学生30名とその家族が参加し、手作りの望遠鏡で太陽の観察を楽しみました。
(注) 5月19日・20日のイベントで制作する日食観察機器は、ピンホールを使った簡易なもので、このイベントで作った太陽望遠鏡とは異なります。
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今回制作した望遠鏡は、老眼鏡のレンズとルーペのレンズを組み合わせたもの。 レンズを使っているため太陽の像を鮮明に映すことができ、日食だけでなく黒点や金星の太陽面通過の観察にも使えるよ。 |
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望遠鏡を作り始める前に、屋外で市販の望遠鏡を使って太陽を投影。 ピントを合わせると、はっきりと黒点が映ったね。 初めて見る望遠鏡に興味津々。でもこんな望遠鏡、高くて簡単には買えない!? |
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ここで手作り望遠鏡の登場。これなら自分で作れそう。 こんな手作り望遠鏡でも黒点まではっきり見えるぞ。 |
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ホールに戻り、作り方を確認。 |
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牛乳パックに穴を開け、絞りを作る。ここに前のレンズ(老眼鏡のレンズ)を取り付けるんだ。 望遠鏡に入る太陽の光を絞りで減らしているから、手に太陽の光が当たってもやけどしないよ。 |
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鏡筒は段ボール箱で制作。ポスターやカレンダーを入れるための細長い段ボール箱が、ちょうど良い大きさだ。 レンズを通った太陽光を直接覗いて見られない構造だから、間違って太陽を直視する心配が無いね。 |
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できあがった手作り太陽望遠鏡を使ってみよう。 太陽の方向に向けるのがちょっと難しいかな?望遠鏡の影が小さくなるようにするとうまくいくよ。 太陽の光が入ったら、ピントを合わせよう。 |
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後ろのレンズ(ルーペ)を動かしてピントを合わせると・・・ 太陽の黒点もはっきり見えるよ! |
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今日は晴天にも恵まれて良かった。 望遠鏡を持ち帰り、日食や金星の太陽面通過などの観察も楽しもう。 |