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新しい展示が登場します〜タッチパネル「日食ふしぎ発見」

珍しい天文現象「日食」とはどんな現象か、その見え方や仕組みなどをアニメーションも使って解説する新しいタッチパネル展示、「日食ふしぎ発見」が完成しました。

タッチパネル端末(新しいソフトは右側の端末)

端末
設置場所
本館2階展示コーナー
内容
  • さまざまな日食の見え方
  • 日食の写真
  • 日食が珍しいわけ
  • 皆既日食と金環食
  • 太陽と月

画面の例

画面1 画面2

メイキング

この展示ソフトは、日食についての問い合わせが非常に多くなったため、製作しました。Web上で公開している日食の動画も内容に含まれています。

月と地球と太陽の直径の比はおよそ 1対4対400 なのですが、このスケールで動画を製作すると、太陽が画面からはみ出したり月が小さすぎて見えなくなってしまう場合があります。このため、日食の仕組みを説明する場面では、星の距離や大きさについて実際とは異なる比を採用しました。

日食の見え方を説明する動画(Web上で公開している日食の動画のうち最初の4枚)は、4枚の画像でスケールを統一して表示しています。月の見かけの大きさが変化する様子がはっきりと分かりますが、実は、太陽の大きさも変化しています。月と空の色にもこだわりました。部分日食の時、月は空よりも暗く見える訳ではないので、黒丸でなく空色の丸にしてあります。残念ながらコロナは再現していません。

2階展示室にあるタッチパネル展示(7台)のうち、PAONET(1台)を除く6台は全て、天文台職員(大林)がFLASHを利用して製作したものです。