☆☆☆月にはウサギがいるの??☆☆☆
月の全体像の見てみましょう。写真の上の気になるところにマウスを置いてみよう。
(次の画像はスマホに対応しておりません、パソコンを使いマウスで月の上をクリックすると動作します)
暗く見える海の部分をふちどって、日本では餅つきをするウサギを、中国では大きなはさみを持つカニ、西欧では美しい女性に見たてています。あなたは何に見えますか。本当にウサギがいるかどうかは、望遠鏡で観察して見ましょう。
ところで、月の裏側を見たことがありますか。実は、月はいつも同じ面を地球に向けているので、地球から月の裏側を見ることはできません。それでも、わずかに首ふり運動をしているため、それまで見えなかった部分が見えることがあります。周辺の部分を注意深く観察して見ましょう。
海
暗い(黒っぽく見える)部分は、「海」と呼ばれ、ほとんどがなめらかな平面です。これは、月の内部から流れ出た溶岩が固まってできた地形です。
陸地
明るい(白っぽく見える)部分は、「陸地」と呼ばれ、大小さまざまなクレーターでおおわれています。これらは、月面に隕石が衝突したことによってできた地形です。
静かの海
表面積は黒海とほぼ等しく、日本より少し大きいくらいです。1969年アポロ11号が着陸し、人類が初めて降り立ったところです。
ティコ
ティコという名前が付けられたクレーターです。直径が85km、深さが4850mあります。放射状に明るいすじのようなようなものが見えますが、これを光条といいます。
コペルニクス
コペルニクスという名前が付けられたクレーターです。直径が93km、深さが3760mあります。放射状に明るいすじのようなようなものが見えますが、これを光条といいます。
アペニン山脈
全長は600km、標高5000mを超える山脈があります。この近くには、アルプスやコーカサスといった名前の山脈もあります。