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[天文FLASH解説] 土星の環の見え方

こちらではなく、新しいページをご覧ください。以下は古いコンテンツであり、動画(FLASH)を再生できない方が多いと思います。

土星は美しい環を持つことで知られていますが、その環の見え方は変化します。15年に1度「環」がほとんど見えなくなる時期があり、「環の消失」とも呼ばれますが、これは実際に環が無くなるのではなく、薄い環を真横から見るために見えなくなる現象です。

土星の環の変化

土星の環は、土星の公転軌道面から26.7度傾いていて、その傾きを保ったまま太陽のまわりを約30年かけて一周しています。このため、地球から土星を見たときの環の傾きは、約15年周期で変化して見えます。(「真横から見る→上側から見る→真横から見る→下側から見る→真横から見る」で1周30年のため、「真横から見る→傾きが最大→真横から見る」で考えると15年周期になります。)

下の動画は、土星の位置の違いによる見え方の違いを示しています。

土星の輪のシミュレーション動画
動画を見るにはFlash Playerが必要です。

動画の上でマウスの左ボタンを押している間は、動画が止まります。

この動画では、太陽の位置から見た土星の見え方を示しています。地球から見た場合の見え方とは、多少のずれがあります。

土星の写真を見る