皆既月食ライブ配信 (2021年5月26日)

2018年1月31日の皆既月食の写真

2018年の皆既月食

2011年の皆既月食の写真

2011年の皆既月食

皆既月食の様子を、ライブで配信します
午後7時半からライブ配信。
配信した動画

(動画の概要)望遠鏡を月に向けた状態で録画。音声は無し。最初のうち、画面が真っ黒なのは、夜の山が写っているため。開始から約11分後に、山の影から欠けた月が現れました。薄雲がかかっており、あまりはっきりと見えません。6分程度で雲が濃くなって月は見えなくなりました。その後、最後まで2時間以上、曇り空で真っ黒な画面が写っています。
YouTubeで見る
YouTubeで見ると、ライブ中の閲覧者が書き込んだチャットの内容も見られます。
天文台では観察できません
密を避けるため、観察会は開催しません。敷地内への立ち入りはおやめください。
月食は望遠鏡が無くても見られます。観察は自宅などでお楽しみ下さい。

月食が見える時間

皆既食が見られるのは、20時9分から28分までの19分間です。

部分食は18時44分に始まり、21時52分に終わります。

前橋市の場合
時刻現象月の見える方角と高度
18時44.6分部分食の始まり東南東 0度
20時09.4分皆既食の始まり南東 13度
20時28.0分皆既食の終わり南東 15度
21時52.8分部分食の終わり南南東 25度

今回の皆既月食の特徴

月が大きく見えます(スーパームーン)
月と地球の距離が比較的近い位置にあるタイミングで月食がおきるため、大きく見えます。最も小さく見える時よりも視直径は14パーセント大きくなります。
皆既食となる時間が短いです(約19分間)
月が地球の影を横切る位置が、影の中心付近ではなく影の端ぎりぎりを通るため、月全体が地球の影に入る時間帯が短くなります。
2011年の皆既月食の写真
この写真の時(2011年)も地球の影の端に近いところを横切りましたが、今回はもっとギリギリを通ります。
月の見える位置が低いです
月の出とほぼ同時に月食が始まるため、月は地平線からの高さが低い位置に見られます。観察場所を選ぶ際は、邪魔になる建物などがないか確認しましょう。

過去と将来の月食

日本で
見やすいか
日付時刻月食の種類
2017年 8月 8日03:20部分月食
2018年 1月31日22:29皆既月食
×2018年 7月28日05:22皆既月食
×2019年 1月21日14:12皆既月食
×2019年 7月17日06:31部分月食
2021年 5月26日20:19皆既月食
2021年11月19日18:03部分月食
×2022年 5月16日13:11皆既月食
2022年11月 8日19:59皆既月食
2023年10月29日05:14部分月食
×2024年 9月18日11:44部分月食

×印をつけた月食は、群馬からは見られません。月食がおきる時間帯には月が沈んでいるためです。

表には半影食のみの月食は記載していません。

過去の月食の様子