博物館実習実施要項

1. 目的

将来、学芸員を目指す学生や自然系施設の深い理解を目指す学生に対して、教育・普及、天体観望、資料収集・整理など群馬県立ぐんま天文台(以下「天文台」という)の様々な業務について実習を行い、自然系施設の役割や実際の業務を理解し、現状と課題について考える機会を提供することを目的とする。

2. 実習期間

原則として8月中の2週間(実日数10日間)で実習を行う。詳細な日程は実習生と担当者で調整を行う。

学芸員資格を持つ職員の減少に伴い、2017年より実習の受け入れを休止しています。

3. 定員

若干名。

4. 実習内容

教育・普及、天体観望、資料整理など、天文台の業務を中心に実習を行う。

5. 受け入れの条件

  1. 大学(大学院を含む)において、博物館法施行規則第1条の規定に基づく科目の単位を履修済み、または履修中(当該年度内履修予定も含む)の者。
  2. 天文台が定める全期間において実習可能な者。
  3. 所属の学科等は問わないが、希望者が多数の場合は、群馬県出身または群馬県内の大学に在籍する者、天文台の専門性と一致する者、単位を履修済みの者を優先する。
  4. 実習の継続が不適切(実習態度を含む)と判断される実習生は、実習途中でも受け入れを取りやめる場合がある。

6. 実習の申請

  1. 実習希望者は、天文台の担当者に実習を希望する旨と必要事項を電話で連絡し、必ず仮予約をすること。仮予約の期間は特に定めないが、実習開始希望日の60日前までに行うこと。
  2. 申請者は、学長または学部長とし、学生個人からの申請は受け付けない。
  3. 申請者は、実習希望者について、天文台の博物館実習申請書(様式1)PDFファイルおよび博物館実習生身上書(様式2)PDFファイル 、または同内容の大学の様式の申請書および身上書を提出すること。
    【上にリンクしたPDFファイルの代わりに次のWordファイルを用いても良い:(様式1)(様式2)
  4. 申請の受付は実施年度内とし、実習開始希望日の40日前を締め切りとする。(郵送の場合は当日必着とする)

7. 受け入れの可否について

大学から申請のあった実習希望者について審査し、受け入れの可否について申請から1か月以内に所属大学宛に通知する。

8. 事前の打ち合わせについて

受け入れが確定した実習生は、実習開始日の14日前までに本施設を訪れ、事前の打ち合わせを行うこと。

9. その他

  1. 実習中の事故等については、基本的に実習生の責任とする。
  2. 実習中の天文台資料ならびに施設の破損については、基本的に実習生および所属大学の責任とする。
  3. 実習にかかる費用・謝金は不要である。
  4. 実習中の交通手段は各自で確保すること。
  5. 学生による電話での仮受付は行うが、大学からの申請書類をもって正式な受付とする。
  6. 学生が実習を辞退する場合は、速やかにその旨を連絡すること。(仮受付の場合を含む)
  7. 天文台は施設の性格上、夜間に運営を行うことが少なくない。夜間の実習については実習生との事前の打ち合わせ時に、実施の希望を確認し、実施する場合には実施日時を決定する。
  8. 天文台は、博物館法第2条第1項に規定する登録博物館および同法第29条に規定する博物館相当施設ではないので、この点について留意すること。(実習生は博物館法施行規則第2条第1項に規定する「大学において博物館相当施設に準ずると認めた施設」であることを所属大学に確認しておくこと)

問い合わせ・申し込み先

群馬県立ぐんま天文台 天文係 博物館実習担当
〒377-0702
群馬県吾妻郡高山村中山6860-86
電話:0279-70-5300
FAX:0279-70-5544