地球に接近した小惑星 2014 JO25
2014 JO25 は直径約650メートルの小惑星で、2017年4月19日に地球へ接近しました。最接近時の距離はおよそ180万キロメートルで、これは月までの距離の約4.6倍にあたります。最接近となった4月19日の夜、ぐんま天文台の望遠鏡で撮影に成功しました。
地球に接近する小惑星は多数発見されており、地球に衝突した場合は甚大な被害が予想されることから、小惑星を監視するプロジェクトが世界各地で行われています。

150センチ望遠鏡のCCDカメラ(GLOWS)で撮影
(22時19分から120秒露出)

65センチ望遠鏡のCCDカメラで撮影
(5分露出)

観察用望遠鏡(ε250)のCCDカメラ(BT211E)で撮影

観察用望遠鏡と一眼レフカメラ(Nikon D5500)で撮影
直線状に映っているのが小惑星2014 JO25です。午後8時頃は悪天候でしたが、天候が徐々に回復し、9時頃から撮影できました。