小惑星2012DA14は直径45メートル、質量13万トンと推定され、2013年2月16日に地球へ接近しました。地球に最も近づいたときの地表からの距離は約27700キロメートルで、これは静止衛星の軌道（約36000キロ）より低く、国際宇宙ステーションの軌道（約300～400キロ）より高いです。暗いため肉眼では見えませんでしたが、望遠レンズを使うと1分間に満月2個分ほどの速さで移動する様子が見られました。
次の動画を再生して下さい。画面を下から上へ移動する小さな点が小惑星 2012 DA14です。動画の初めに右から左へ高速で移動する物体は人工衛星と思われます。
小惑星 2012 DA14 (10倍速)
撮影データ
日時 2013年2月16日04時51分～05時00分
機材 200㎜F2.8 望遠レンズ、 Nikon D90(ISO 6400)、 赤道儀
方法 1秒露出，1秒インターバル（2秒間に1コマ）
編集 パソコンで263コマをつなげて動画に編集（実際の10倍速相当）
その他 画面の上方が北、右方向が西、写野は約7度（長辺）
解説 （小惑星の位置と時刻）
