2008年から2009年にかけてほとんど見られなかった太陽の黒点が、昨年11月頃からよく見られるようになってきました。
ぐんま天文台の太陽望遠鏡で黒点を観察してみませんか?昼間の開館時間帯には2階展示室・太陽観察コーナーに職員が常駐しており、太陽の解説を聞くことができます。晴れていれば、直接投影で下の写真よりも鮮明な画像を見ることができます。
2010年1月10日午前11時の画像。
太陽の黒点は11年周期で増減を繰り返しています。これまでの観測から2008年頃には黒点の数が増え始めると予想されていましたが、2009年になってもなかなか黒点の数は増えず、太陽活動が低い状態がこのまましばらく続くのではないかと予想する人もいました。しかし、2009年11月頃よりしばしば黒点が見られるようになってきており、今後も黒点を観察できる機会は増えていくと思われます。