県立ぐんま天文台で捉えた、日本実験棟「きぼう」を取り付けた国際宇宙ステーション

3月22日早朝、関東地方以南の地域で国際宇宙ステーションを見ることができました。埼玉、山梨、広島などの広い地域で見えたようです。

ぐんま天文台でも、午前5時ころから約5分間見ることができました。写真は西の空に現れて南の空へと移動する国際宇宙ステーションを捉えたものです。時刻は午前5時1分、露出時間は30秒です。土井宇宙飛行士が乗っている状況で見られる最後の機会でした。

関東地方で次に見えるのは3月25日の午後7時20分頃で、東の空に現れ南へと移動していく姿を見ることができます。この時には土井宇宙飛行士は帰途についており、国際宇宙ステーションにはもういません。

以後、26日、27日、28日の夕刻に見えますが、29日以降はしばらく見ることができなくなります。

国際宇宙ステーションと月 (露出30秒) 2008/3/22 5:01 高解像度版

国際宇宙ステーションと月 (露出30秒)

国際宇宙ステーションとさそり座(露出30秒) 2008/3/22 5:02 高解像度版

国際宇宙ステーションとさそり座
解説図

(参考) 国際宇宙ステーションを観察できる時刻の情報

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