屋外モニュメント

天文台本館前の広場には、18世紀のインドの天体観測施設ジャンタル・マンタルと、英国の古代遺跡ストーンヘンジに似たストーンサークルを再現してあり、実際に太陽・月・星の動きを観察できます。天文学の歴史を感じてみませんか。

ぐんま天文台本館から見た屋外モニュメントの写真 ストーンサークルから見たジャンタルマンタルとぐんま天文台の写真

ジャンタル・マンタル

ジャンタル・マンタルとは、インドの藩王ジャイ・シン2世が18世紀に作った天体観測機器群です。これらのうちから、サムラート・ヤントラとラシバラヤ・ヤントラを、ぐんま天文台の位置にあわせて再現しています。

サムラート・ヤントラ(大きい方)は日時計として使えるほか、赤道座標で星の位置を測ることができます。

ラシバラヤ・ヤントラは12個のそれぞれが黄道12宮に対応し、黄道12宮が南中した時に黄道の北極を向くようになっています。これにより惑星の位置を黄道座標で測定できます。

サムラートヤントラ ( Samrat Yantra ) の写真 ラシバラヤヤントラ ( Rashivalaya Yantra ) の写真

ストーンサークル

ストーンサークルでは日出・日没時の太陽の位置を観測することで現在の暦を知ることができます。ヒールストーンの影が来る位置には、二十四節気を記した石版を設置してあります。

ストーンサークルの写真 ストーンサークル内部の写真

PDFファイル こども壁新聞ほしぞら第12号に、ストーンサークルを使って太陽の動きを観察するお話があります。