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ぐんま天文台 > 利用案内 > 深夜の占有利用 > 占有利用のきまり

占有利用のきまり

深夜の占有利用は平成20年度末をもって終了いたしました。
長年のご利用ありがとうございました。

占有利用制度の変更について
このページは記録のために残してあります。

申し込み期間

申し込み期間を次の2期間とします。

〔申し込み期間A〕利用希望日の3ヶ月前〜1ヶ月前まで。
〔申し込み期間B〕申込期間Aを過ぎた期間のうち、利用希望日の14日前まで。(65cm望遠鏡を除く)

〔申し込み期間B〕は、次の条件(1)(2)(3)の全てを満たす希望日に限り、観察用望遠鏡・移動式望遠鏡・望遠鏡設置スペースの申し込みができます。65cm望遠鏡は〔申し込み期間A〕にしか申し込めません。
  (1) 自分(申し込み者)はまだ占有利用予約をしていない。
  (2) 自分(申し込み者)以外に、その日に占有利用を予約した人がいる。
  (3) 使いたい機材に空きがある。

申し込み方法

申し込みから手続きの完了まで、次の 1. 〜 4. の手順で進みます。

  1. 「移動式/観察用望遠鏡占有利用仮受付票」(PDF)または「65cm望遠鏡占有利用仮受付票」(PDF)に必要事項を記入し、FAX(※)または郵便でお送り下さい。
    • FAXのご利用は、「受信」が可能な方に限定させていただきます。天文台からのFAXを受信できない方は、切手を貼った返信用封筒とともに郵送してください。
    • E-mailでの受け付けはいたしません。使用資格取得前の申し込みはお受けしません。
    • PDFファイルが読めない方は次のファイルを替わりにご利用ください:「移動式/観察用望遠鏡占有利用仮受付票」(GIF)または「65cm望遠鏡占有利用仮受付票」(GIF)
  2. 仮受付票の記載内容について審査を行い、適切であれば、「観測機器等使用承認申請書」をFAXまたは郵便でお送りします。
    仮受付票の記載内容が適切でない場合は、修正点をお知らせして再申し込みをお願いすることになります。
    審査の方法は下記のように望遠鏡によって若干異なります:
    65cm望遠鏡の場合
    申し込み期間A終了後、速やかに審査を行います。審査結果には次の場合があります。
    1. 仮受付票の記載内容が適切な場合
      • 学術、教育、普及のいずれかについて、65cm望遠鏡の性能を生かした最も有効な利用方と判断される利用案を受け付けます。
      • 観測目的と機材が同じ複数のお申し込みがある場合、合同利用可であれば、合同観測をお勧めします。
      • 時間帯が異なる複数のお申し込みがある場合、複数のグループの利用を認める場合があります。
    2. 仮受付票の記載内容が適切でなく、再申し込みいただいてもなお適切でない場合
      • 申し訳ありませんが、お受けできません。
    観察用望遠鏡・移動式望遠鏡の場合
    仮受付票の記載内容が適切であれば、着順に受付けます。
    仮受付票の記載内容が適切でなく、再申し込みいただいてもなお適切でない場合、受け付けません。
  3. 「観測機器等使用承認申請書」に必要事項を記入し、FAXまたは郵便でお送り下さい。
  4. ぐんま天文台長承認印を捺した「観測機器等使用承認申請書」を、FAXまたは郵便でお送りします。これで手続き完了です。

利用当日

[1] 来台前

  1. 天候の問い合わせと到着時間の連絡をお願いします。
    • 出発地では晴れていても、ぐんま天文台では天候不良の場合があります。出発前には必ずぐんま天文台に天候を問い合わせて下さい。
    • 到着時間の目安をお知らせ下さい。
  2. キャンセル、遅刻の場合には、できるだけ早く連絡して下さい。
    • やむを得ない休用、急病などのため、当日になってキャンセルする場合には、午後6時までにぐんま天文台に連絡して下さい。
    • 仕事が伸びたり交通渋滞にあったりするなどのやむをえない事情がない限り、遅刻はキャンセルとみなし、ご利用をお断りする場合があります。
    • 連絡無しにキャンセルされたり遅刻されたりした場合は、その日から起算して3カ月間予約を受け付けませんので御承知おき下さい。

[2] 来台

  1. 午後9時30分から午後10時までの間にお越しください。
    • 機材等の運搬のため自動車で上がる場合には、午後9時30分から午後10時までの間にお越しください。
    • 150cm望遠鏡での観望を希望される場合は、観望時間帯にお越しください。この場合、観覧料をいただきます。
  2. 正面玄関から入り、受付に占有利用者であることを伝えて、事務室にお越しください。
    • 望遠鏡スペース、観望棟、7mドームに直接向かわないでください。
    • 利用開始時間まで、本館2階待機室でお待ちください。時間になりましたら、職員が利用場所にご案内します。

[3] 観測

  1. 予約した機材をご利用ください。
    • 予約外の機材は使用しないでください。
  2. 野帳に必ず観測記録をつけてください。
    • 右ページに記録してください。ページを使い切った場合は、ページの裏(次の左ページ)ではなく、次の右ページをお使いください。
    • 左ページには特記事項(機材の不調など)のみ記入してください。
  3. 天候の変化により観測を中断する場合は、ルーフ(観望棟)またはドーム・スリット(7mドーム)を閉めて待機してください。
    • 天候の急変により、雨,雪が機材にかかる可能性がありますので、制御室で待機する場合でも、必ずルーフまたはドーム・スリットを閉めてください。
  4. 機材の不調,コンピュータの不調など何かありましたら、巡回の職員に伝えるか、内線で職員に連絡してください。
    • 内線番号は、観望棟,7mドームに掲示してあります。
  5. 午前2時頃を目安に、料金をいただきに職員が伺います。
    • 利用開始後、利用料金をお支払い下さい。領収書をお渡しします。

[4] 終了

  1. 機材を使い始めの状態に戻してください。
  2. 職員が片付け状態の点検をします。点検が終わりましたら、占有利用終了です。

[5] その他-天候不良時の待機場所、本館の施錠、仮眠室

  1. 天候回復を待つ場合は、待機室または観望棟をお使いください。
    • どちらにも、電子レンジ,ポットを用意してありますので、夜食等にご利用ください。
  2. 本館は施錠します。
    • 観望棟や望遠鏡スペースをご利用の方で、自販機利用や事務室への用件などで本館に入られる場合は、当日お渡しする鍵をお使いください。本館2階、通路東の扉(警備員室脇)から出入りできます。
  3. 仮眠室は連続して2晩以上占有利用される方のみ利用できます。
    • 仮眠室は宿泊施設ではありません。風呂、食事等は外部の施設にてお願いします。

注意事項

(1)(望遠鏡操作資格) 望遠鏡操作資格は、資格を持つ方に限り望遠鏡(CCD等、利用資格が必要な装置を含む)の操作を認めるものです。どんな場合でも、資格を持たない方が望遠鏡などを操作することはできません。資格を持たない方が望遠鏡などを操作した場合、利用申請者の操作資格を取り消すことがあります。

(2)(利用申請者の責任) 望遠鏡の利用責任はすべて利用申請者本人にあります。利用者の責めに帰される何らかの問題が起きた場合、弁償などの対応を利用申請者にしていただくことになります。このため、利用日に申請者本人が来台できない場合には、原則として利用できません。ただし、操作資格を持っている方が代理を務めること、あるいは天文台職員が代行することなどの対応が可能な場合もありますので、申請者本人が急に来台できなくなった場合は天文台までご相談ください。この場合でも、利用申請者が利用責任を負うことに変わりはありません。

(3)(著作権) ぐんま天文台で得られた写真・映像・画像などのすべてのデータは、ぐんま天文台が教育・普及・広報活動に活用するために(論文発表等までの準備期間がある場合は一定期間後)、直接の観測者とぐんま天文台の両者が著作権を所有するものとします。ぐんま天文台で得られたデータを公表・使用する場合は、原則として、ぐんま天文台で得られたデータであることを明記してください。また、ぐんま天文台がデータを利用する場合も、原則として観測者を明記します。営利目的に利用される場合や著作権を失う可能性のある天体写真コンテストに応募されたい場合などは、ぐんま天文台までご相談ください。

(4)(望遠鏡使用料) 望遠鏡使用料は、望遠鏡利用のための時間を確保したことに対して課金するものであって、当日の成果に対して課金するものではありません。使用料に関しては、「群馬県立ぐんま天文台の設置及び管理に関する条例」によって次のように定められています。

使用者は、別途定める使用料を納付しなければならない。ただし、次のいずれかに該当する場合は、その限りではない。
  [1] 使用者の責めに帰さない理由により、使用することが出来なかったとき。
  [2] 使用しようとする日前十四日までに使用の取り消しを申し出たとき。

(5)(突発天文現象) 超新星出現等の突発的な天文現象がおきた場合、予約済の占有利用時間を当天文台の観測のために利用させていただくことがあります。この場合、使用料をいただかないほか、協議の上、占有利用日を別途設定させていただきます。

(6)(利用の中止) 次の場合、望遠鏡に支障や危険が発生する場合がありますので、利用を直ちに中止していただきます。

・降雨、降雪が始まった場合
・雪や雨などが風に乗って飛ばされてきた場合
・湿度が85%を超えた場合
・風速が15m毎秒を超えた場合
・落雷の危険がある場合

(7)(天候回復の見込みがない場合) 悪天候の場合、データ処理等・整理の為の夜間代替利用は受け付けません。また、天候回復の見込みがないまま来台されても入館できません

(8)(野帳への記録) 各望遠鏡には、観測状況を記録するための野帳があります。ご利用時には、必ず野帳に記録を残してください。機器の状況、観測データの取得状況などの大切な記録となります。

(9)(酒気帯び、飲酒の禁止) 人身事故、機材破損の危険がありますので、酒類を摂取されての利用を禁止します。利用される方のうち一人でも酒気を帯びてご利用された場合は、利用者のうち操作資格をお持ちの方全員の資格をその時点から3ヶ月間停止といたしますのでご注意ください(たび重なる場合、危険行為をされた場合、事故(機材破損を含む)を起こした場合に取消とします)。

(10)(喫煙の制限) 機材の保護のため、ドーム内や望遠鏡の近くでの喫煙を禁止します。喫煙される方は、定められた場所でお願いします(各自灰皿をご用意ください)。違反がたび重なる場合は、操作資格の停止または取消となりますのでご注意ください。

(11)(照明の制限) 観測の妨げとなりますので、占有利用時間帯(午後10時〜翌朝6時)は、記念写真などの撮影用フラッシュ、足元灯以外の照明(微弱光の懐中電灯を除く)の点灯を禁止します。ただし、ドームスリットやスライディングルーフを閉じ、さらに窓を閉めて光が外に漏れないようにした状態ではこの限りではありません。

(12)(自家用車の乗り入れ制限) 自家用車の観望棟前までの乗り入れは、最小限度の台数を許可します。グループでお越しの場合は、乗り合わせてお上がり下さい。東側(林道側)から順に駐車してください。芝生への乗り入れは禁止します。なお、利用を終えての下山以外の目的で、観測時間帯に自家用車で降りることはできません。

(13)(観察用望遠鏡の利用) 観察用望遠鏡を利用される場合、他の方とご一緒になる場合が多くなります。ご利用当日は、利用されるみなさんで銀塩撮像、フラット画像取得などのスケジュール調整を行って、トラブルのないようご利用ください

(14)(利用人数) 望遠鏡設置場所には収容人数に限りがありますので、観察用望遠鏡、65cm望遠鏡をご利用できる人数は以下の通りとします。

・観察用望遠鏡   1台につき5名まで(利用申請者を含む)
・65cm望遠鏡    20名まで(利用申請者を含む)

(15)(幼児・児童) 小さなお子さんへの配慮はできません。保護者の方が責任を持って対処して下さい。

(16)(職員の指示) 上記のほか、利用にあたっては、ぐんま天文台職員の指示に従ってご利用下さい。

(17)(キャンセル) 予約日の2週間前までにお知らせください。2週間以内になりますと、キャンセル料(利用料金と同額)をいただくことになります。ただし、天候不良等正当な理由がある場合を除きます。

(18)(登録事項の変更) 住所、氏名などの変更は、書面にて郵送またはFAXでお知らせください。

使用資格の継続

年1回以上、ユーザーズミーティングに参加された方は、望遠鏡使用資格が更新され、3年間延長されます。更新にあたっては、特別な手続きは必要ありません。