冥王星
冥王星は太陽系外縁天体の1つです。2006年8月に開かれた国際天文学連合(IAU)総会で準惑星と分類されるまでは、太陽系第9惑星とされていました。

矢印の先にある星が冥王星
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冥王星は地球の月よりも小さく、距離も遠いため、150センチ望遠鏡で見ても小さな点のようにしか見えません。撮影した時の明るさは13.9等で、視野内の他の恒星より極立って明るいとは言えず、ぱっと見ただけではどれが冥王星か分かりません。
この写真は2008年8月7日に、ぐんま天文台150センチ望遠鏡の低分散分光撮像装置(GLOWS)を使って撮影したものです。V、R、Iの各バンドで撮影した画像を擬似カラー合成しました。矢印の先にある星が冥王星です。