4月
黄色い花がお迎えします。
(2023年補足) このコーナーを作成した2006年頃まではヤマザクラの見ごろがゴールデンウイーク頃でしたが、温暖化に伴い開花の時期が年々早まっており、近年は4月中旬から下旬がヤマザクラの見ごろとなっています。2023年は4月上旬から咲いています。また、遊歩道終点近くのレンギョウは伐採され、現在はありません。

4月、芽吹きだした木木の中で、アブラチャン(油瀝青)の黄色い花が目立ちます。

ひょっとしたらアブラチャン(油瀝青)ではなくダンコウバイ(檀香梅)かも知れませんが、まだ実も葉もない状態なので見分けるのが難しいです。葉の形が分かれば簡単に見分けられます。いずれも雌雄異株です。
P.S. 5月に葉を調べたところ、アブラチャンと確認できました。別の場所にはダンコウバイもありました。

キブシ(木五倍子)の花穂が垂れているところも数多く見られます。木の実は多量のタンニンを含み黒色の染料として使われました。雌雄異株です

遊歩道の終点付近にはレンギョウが植えられており、黄色い絨毯が来館者を迎えます。

スミレの花が何箇所かで咲いています。探してみましょう。

フキノトウが大きくなり、近くにはフキの葉も現れてきます。

ツクシ

4月末になると遊歩道のヤマザクラが咲き始めます。

気象条件が良いと富士山が望めます。湿度の低い冬は見える日も数多くありますが、春から秋にかけてはなかなか見えません。

山脈の背後から白い山頂を見せる富士山(写真中央)。