天文トピック解説
金星に関連した話題で、ぐんま天文台の観測普及研究員が毎日午後2時から30分間、日替わりでお話しします。予約不要です。
9月19日(土) | 地球の姉妹星 担当:浜根 寿彦 |
---|---|
9月20日(日) | まっくらな金星〜応用編〜 担当:長谷川 隆 |
9月21日(月) | 地球の姉妹星 担当:浜根 寿彦 |
9月22日(火) | 第二の地球は見つかるか、生物はいるか? 担当:大林 均 |
9月23日(水) | 赤外線で垣間見る美の女神・金星 (ヴィーナス) の姿 担当:西原 英治 |
お話の概要

地球の姉妹星
担当 : 浜根 寿彦
地球の姉妹星とも言われる金星は、SFの格好の舞台でした。生い茂るジャングルに巨大な恐竜、縦横無尽に活躍するヒーロー。しかし、金星は想像以上に熱い世界でした。探査機が着陸してもあえなくダウン。このため、火星ほどにはよくわかっていません。今回は、なぜ金星は地球のようにならなかったのか、住めるのかなどを解説します。
講演予定 19日14時, 21日14時
まっくらな金星〜応用編〜
担当 : 長谷川 隆
金星といえば、宵の明星、明けの明星が決まり文句。とにかくめちゃx2明るい星の代名詞。そんな金星がまっくらに。そんなばかな。そもそも暗い星なんてつまんない。そこでやめるかどうかが分かれ道です。
講演予定 20日14時
第二の地球は見つかるか、生物はいるか?
担当 : 大林 均
地球のような星や生物がいる星は、宇宙にたくさんあるのでしょうか?誕生直後は地球そっくりだった金星はなぜ今、地球とは全く異なる乾燥した灼熱の世界なのでしょうか。太陽系で地球外生命の存在が期待されている場所はどこでしょうか。近年発見が相次いでいる太陽系外惑星はどうやって発見され、どんな星が見つかっているのでしょうか。分かりやすくお話しします。
講演予定 22日14時
赤外線で垣間見る美の女神・金星 (ヴィーナス) の姿
担当 : 西原 英治
金星は濃い二酸化炭素の大気に覆われ、強力な温室効果により地表面が灼熱地獄になっています。長年、この濃い大気の内側は見られないと考えられてきましたが、目に見えない光・赤外線を使い、神秘のヴェールの隙間を垣間見ることができるようになってきました。
今回の天文トピック解説では、赤外線天文学について実験を交えながら解説し、ぐんま天文台で行われた金星の赤外線観測についてご紹介します。
講演予定 23日14時
関連情報
- 「3Dシアター 地球から宇宙の果てまで」を、午後3時から同じ会場で行います。こちらも予約不要です。
- 午前中は「細長い金星を見よう」を行います。
- 夜7時からは「天体観望」を行います。