小惑星の運動を、軌道要素の変動として取扱い、その種類と概要について説明する。
小惑星の運動に大きな影響を与えるのは木星で、その木星との位置関係とともに変化するものがあるが、その木星の公転周期の1/2倍、1/3倍といったものや、木星と太陽とでかたどる正三角形の頂点付近のものには、特に大きな変動がある。
また、小惑星の近日点や昇交点経度は数千年から数万年の周期で変動するが、離心率や軌道面傾斜角にはこれにともなう、長い周期での変動がある。これは、平山清次の小惑星の族の研究のもとになっており、それを説明する。
講師 | 古在由秀(ぐんま天文台名誉台長) |
タイトル | 小惑星の運動 |
日時 | 2013年9月14日(土)午後3時〜4時 |
対象 | 一般 (中学生以上) |
その他 | 定員80名 予約不要・先着順・参加費無料(入館料は必要) |
問い合わせ先 |
住所 〒377-0702 群馬県吾妻郡高山村中山6860-86県立ぐんま天文台 電話0279-70-5300 FAX 0279-70-5544 |
講演開催日は午後3時からの3Dシアター上演をお休みさせていただきます。