今年度の天文講話は小惑星を中心課題として行いたいが、初回はその基礎的知識について解説したい。
先ず小惑星とはどんな天体かについて述べ、どんな観測をすれば小惑星として認められ、どんな仮符号が付き、名前がつけられるかを説明する。小惑星は小さい天体なので、赤外線観測により表面温度を決めて、表面反射率が計算出来る。そして、観測された明るさから大きさも推定できる。
しかし、これは小惑星が球形をしていると仮定した場合の値で、直径数十メートル以下だと、形はもっと複雑であるが、その測光観測で時間的な明るさの変化を求めると、形状がある程度想定できる。
以上のような観測、軌道決定などで、アマチュアの人たちの貢献が大きい。
講師 | 古在由秀(ぐんま天文台名誉台長) |
タイトル | 小惑星の話 |
日時 | 2013年6月22日(土)午後3時〜4時 |
対象 | 一般 (中学生以上) |
その他 | 定員80名 予約不要・先着順・参加費無料(入館料は必要) |
問い合わせ先 |
住所 〒377-0702 群馬県吾妻郡高山村中山6860-86県立ぐんま天文台 電話0279-70-5300 FAX 0279-70-5544 |
講演開催日は午後3時からの3Dシアター上演をお休みさせていただきます。