古在由秀天文台長による講演会です。今年は「宇宙の距離を測る」をテーマに、4回開催します。第2回目のテーマは「恒星までの距離を測る」です。
自ら輝いている天体を恒星と呼び、一番近い恒星は南天にあるケンタウルス座のα星で、4.4光年の距離にあります。このようなごく近い恒星は、太陽の周りの地球の直径を基線として、三角測量の方法で測ることができます。しかし、こうして距離が求められる恒星の数はごく僅かです。
一方、暗い星が遠いとは限りません。というのも、星は主として質量(星により100倍以上の差があります)で明るさが大きく違うからです。そこで、スペクトルを撮影したり、表面温度を推定したりして、固有の明るさを知る必要があります。このことについても説明します。
講師 | 古在由秀(ぐんま天文台長) |
タイトル | 宇宙の距離を測る (2)恒星までの距離を測る |
日時 | 2010年10月2日(土)午後3時〜4時 |
対象 | 一般 (中学生以上) |
その他 | 定員80名 予約不要・先着順・参加費無料(入館料は必要) |
問い合わせ先 |
住所 〒377-0702 群馬県吾妻郡高山村中山6860-86県立ぐんま天文台 電話0279-70-5300 FAX 0279-70-5544 |