ぐんま天文台のロゴ

ぐんま天文台のロゴ

デザイン:上條喬久

星空は太古の昔から、人類にとって神秘の魅力に満ちた世界です。現代では科学の力によって、単なる神秘の星空から、宇宙的な拡がりをもって情報が明らかになってきています。その中心的な役割を成すのが天文台であると思います。

シンボルになるマークのデザインは、太古の昔からの人類の夢と、科学が明らかにしつつある宇宙の新しいテクノロジーの両面を表現しようと考えました。

モチーフはやはり星です。しかし、いわゆる星形は星が球体として認識されなかった時代の形と考えます。そこで球としての星それぞれの位置と接近によってできる関係、すなわち新しい星形の星座をグラフィックのモチーフとしました。

色は宇宙の暗黒ではなく、人間的な夜空をイメージできる紫系の濃紺としました。