談話会の予定

今回は木曜日の14時からです

第189回 2017.5.18 14:00〜
須田 拓馬 ( 東京大学 )
「超新星連星におけるLi減少と超金属欠乏星の起源」

超新星爆発を起こす大質量星と小質量星からなる連星系では、超新星爆発時の爆風によって小質量星の表面の剥離やejectaの降着が起こりうる。このような星では小質量星表面でリチウムが減少する可能性があり、超金属欠乏星に見られるリチウム減少との対応が考えられる。実際、初代星のような金属量が極端に少ない星では爆発直前の星の半径が小さく、連星間距離が小さければ爆風の影響が大きくなることが期待される。本研究では、観測された超金属欠乏星が大質量星との連星をなす初代星であるという仮説を検証する。本研究は、大質量星の進化、超新星爆発と伴星との相互作用、および大質量星と小質量星からなる連星の形成可能性を柱とし、ぐんま天文台での観測は、超新星爆発の影響を受ける連星が存在しうるかを検証するうえで重要である。

談話会とは

平成11年度までの「ぐんま天文セミナー」を発展させ、ぐんま天文台外部の方による第一線のオリジナルな研究発表を主体とする『談話会』を開いてます。平成12年度から平成20年度まで、火曜日の夕方に隔週で開催してきましたが、平成21年度以降は不定期に開催しています。

談話会はどなたでも参加することができ、その際に予約は不要です。通常は施設見学終了後の時間に行なわれるため、駐車場等に「閉館」の看板が出ていますが、談話会へは参加できますのでご安心ください。一般用駐車場が閉鎖されている場合は職員駐車場をご利用下さい。お問い合わせは午後5時までにお願いします。5時以降は留守番電話となります。閉館後に行われる談話会の時間には、談話会への参加のみが可能で、施設見学や売店の利用はできません。

過去の記録