今年一番の話題“アイソン彗星”。彗星は、長い尾を引くその姿から「ほうき星」とも呼ばれる天体です。その正体(彗星核)は、氷と塵が混ざった“汚れた雪玉(雪だるま)”に例えられ、太陽に近づくことで塵やガスが噴き出し、次第に尾が成長します。
アイソン彗星が注目されるのは、太陽に最接近(近日点通過)するときのその“近さ”によります。その距離なんと太陽の表面から約120万km。太陽の直径が140万kmですから、ほとんど太陽をかすめるような軌道なのです。
そのアイソン彗星が、11月から12月にかけて、明け方の東の空で見頃を迎えます。彗星の魅力は、なんと言ってもその姿。また撮影を継続することで、その変化を追うことも楽しみの一つと言えます。さて、果たして期待どおりに雄大な姿を見せてくれるのでしょうか。注目です!!
一般の方々の参加による“アイソン彗星写真コンテスト”を実施します。近年のデジタルカメラの普及や機能の向上などに伴い、ひと昔前に比べれば、天体写真の撮影は非常に簡単で手軽なものになってきました。手元にある機材で、誰でも気楽に撮影を楽しめるのです。
さあ、あなたも挑戦してみませんか!!