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ペルセウス座流星群の観察会を行いました (2010年8月12日〜8月13日)

8月12日の夜から13日の朝にかけて、ぐんま天文台の観測広場でペルセウス座流星群の観察会が開かれ、たくさんの来館者がシートに寝転がって流星の観察を楽しみました。天気は安定せず、全天が雲に覆われた時もありましたが、晴れた時には澄んだ空に流星や天の川、たくさんの星々を見ることができました。

ペルセウス座流星群の流星の写真(2010年8月13日午前3時12分撮影・77秒露出)

ペルセウス座流星群の流星 解説図

(写真の解説)ペルセウス座流星群の流星は空のあらゆる方向に現れますが、その向きは一定しており、放射点(右下の×印)から広がる向きへ流れます。写真には2つの流星が写っていますが、明るいほうの流星はこの向きに流れているのでペルセウス座流星群の流星、暗いほうの流星はペルセウス座流星群に属しない散在流星です。(人工衛星かも知れません)。左右に伸びる淡い光の帯は天の川、カシオペヤ座の上にある淡い光の広がりはアンドロメダ銀河、カシオペヤ座とペルセウス座の間にある2つの点は二重星団h‐χ(散開星団が2つ並んでいる所)です。