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ぐんま天文台 > 特集・画像等 > 天文ニュース > 久々に現れた太陽の黒点。

久々に現れた太陽の黒点。

太陽に見られる黒点の数は、11年周期で増減を繰り返しています。これまでの観測から、2001年頃にその数がピークを迎えた後減少し、2008年より再び黒点の数が増え始めると予想されていました。しかし、なかなかその数は増えず、2008年にはほとんど黒点を見ることができませんでした。今年2009年になっても少ない状態が続いています。黒点の数は、太陽活動の指標となりますので、一部の研究者は太陽活動が低い状態がこのまましばらく続いてしまうのではないか、と心配していました。ところが、梅雨の合間に顔を覗かせた太陽に、黒点が出現していました。画像は、7月5日にぐんま天文台の太陽望遠鏡で捉えた画像です。今後、黒点の数が増えていくと思われますが、日食の観察とともに機会があれば太陽の黒点も観察してみてはいかがでしょうか?

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