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ぐんま天文台の65cm望遠鏡を使ってリニア彗星(C/2001A2)を4月2日に撮影、4月4日にスペクトルを取得しました。画像は青、緑、赤の3色で撮ったものを合成しました(各5分間露出)。この時、太陽と彗星の距離は、1.25天文単位(1天文単位は約1億5千万km)、地球と彗星の距離は0.94天文単位でした。画像の一辺は5分角で、約20万kmに相当します。画像では分かりにくいのですが、彗星の大気(コマ)がほぼいっぱいに広がっています。彗星以外の星が流れて写っているのは、望遠鏡を彗星の動きに合わせて動かしたためです。画像の下方向が西(太陽の方向)になっています。