ポリャコフさんの宇宙授業(1)打ち上げまで

 コンニチハ。
日本のみなさんこんにちは。みなさんの健康と幸せを心からお祈りしています。
(はるばるロシアから日本へようこそ)
 アリガト。
 ありがとうございます。
(では、お待たせしました。ポリャコフさんの宇宙授業のはじまりです。本日の通訳をしてくださるのはモスクワにお住まいの鈴木れいこさんです。)
 打ち上げ前には必ず、宇宙ホテルのドアにサインを残します(01)。そのあとバスに向かって歩いていきます。そのバスに載ってスタート地点まで向かいます。

 バスの中では家族を忘れないために家族を撮ったビデオを見ます(02)。これは、カザフスタンのバイコヌールという場所です。ここから、旧ソ連、今のロシアの全てのロケットが発射されました。

 特別な部屋で宇宙服を着ます(03)。宇宙服の下には色々な医療測定器が付けられています。

 で、自分の子供から送られたおもちゃをポケットに入れていました(04)。そのおもちゃが、自分達が無重力状態に入ったことを教えてくれるのです。

 このあと、宇宙服を着た状態でロケットに向かっていきます(05)。ロケットは大きくて40メートルもあります。一番上には、自分達を宇宙ステーションに連れていってくれる宇宙船があります。

 打ち上げは凄く感動的で印象深い瞬間です(06)。振動がだんだん早くなってきます。私達はロケットの動きを体全体で感じます。ロケットは加速され1秒間に8キロメートルの速度で進むようになります。そして、無重力状態に入るわけです。

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