わたしたちのふるさとぐんまは、自然に恵まれ、
夜空にはたくさんの星がかがやいています。
人々は、星をながめて詩をつくり、流れ星に願いをかけ、
宇宙への夢をはぐくんできました。
そして、遠い宇宙からの光によって、
地球がかけがえのない星であることを知りました。
いま、わたしたちは、たくさんの人工の光で、
夜も安全に活動することができます。
わたしたちは、先人の努力で発展した産業の恵みを受けているのです。
一方で、必要以上に強い光は、美しい星の光をさえぎり、
産業の活動や便利になった生活の営みは、限りある資源を浪費し、
かけがえのない地球の環境をそこなうことがあるのです。
星は宇宙のなかで処をえてかがやき、
そこでは長い間かかって生物の生きながらえる環境が整えられてきています。
わたしたちは、豊かな自然の象徴であり財産でもある美しい星空を守り、
地球をより住みやすい環境に保ち、
かけがいのない地球の大切さを知り、
未来を引き継ぐ子供たちの夢を育てる機会にしたいと期待しています。
ここにぐんま星空憲章を定めます。
− 見よう、星空を。
− きれいにしよう、星空を。
− 伝えよう、美しい星空を。