天王星には、11本の細いリングと、17個の衛星があります。どちらも、ボイジャーの探索ではじめて、細かいようすがわかりました。

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天王星の環と衛星の運動 天王星の新しい衛星 天王星の新しい月 衛星アリエル アリエルのクローズアップ 衛星ウンブリエル 衛星チタニア 衛星オベロン
天王星の環と衛星の運動
天王星の自転軸はほぼ横倒しになっており、その赤道面に沿って運動する環や衛星の見え方も、他の惑星とは違っている。天王星の環は可視光ではほとんど見えないが、赤外線画像ではくっきりとらえられる。
天王星の新しい衛星
1986年1月18日にボイジャー2号が撮影したこのイメージから3個の新しい衛星が発見された。右上に見えているのはイプシロン・リングと呼ばれる最も外側のリングだ。
天王星の新しい月
天王星のイプシロンリングのすぐ近くに2個の新しい衛星が発見された。1986U7はコーデリア、1986U8はオフィーリアと名づけられた。
衛星アリエル
天王星の2番目に大きな衛星アリエルもまたドラマティックな表面を持っている。おそらく複雑な地質学的な歴史を持っているのだろう。
アリエルのクローズアップ
アリエルの南半球に見られる複雑な構造。欠け際にかけて見られる幅広い溝状の地形や大小のクレーターなどが、激しい地質活動を物語っている。
衛星ウンブリエル
ウンブリエル表面の反射能は10〜15%で、その表面は小さなクレーターにおおわれている。ところどころに明るい氷でできていると思われる地形が見られるが、そのプロセスはミステリーのままである。
衛星チタニア
大規模な造山運動の痕跡と衝突クレーターがチタニアの特徴だ。大きな谷は長さ1500km、幅75kmに達する。極付近に見られるウルスラクレーターは直径200kmで、谷に貫かれているように見える。
衛星オベロン
オベロンの表面にはいくつかの大きな衝突クレーターが見られる。中央付近には明るいピークと黒い材料でおおわれた床を持つ衝突クレーターがある。

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