ここで賢治が言っている「双子の星」とは、冬の星座「ふたご座」ではなく、写真の「さそり座」の尾の部分の「二重星」であろうと言われています。
賢治は、死んだ妹「とし」と自分を「双子」と意識するくらい特別な愛情を持っていたと言われています。
この表現からすると、賢治は彗星を銀河や星々と違った別のもののように見ていたようです。