わしの停車場

たぶん「わし座」の頭の部分にならんでいる三つの星のことでしょう。

このあたりから天の川銀河は「バルジ」と呼ばれる星とガスが密集した部分になります。暗黒帯が本当に光る天の川銀河を分けているように見えます。

• 一般的な銀河は外側から見ると、次の画像のようになります。ほぼ横から見たイメージと真上から見たイメージです。M104 銀河（左側の画像）を見ると、中央部が厚くなっていて、しかも黒い帯が見えます。
  
  （高解像度の画像）
• この厚くなった部分を「バルジ」と言います。また、黒い帯は「暗黒星雲」で、ガスやチリが濃い領域です。
• 銀河には星々がおよそ数千億個あり、直径約 10 万光年、バルジの厚さ 2〜3 万光年という構造を持っています。地球は、中心から約 3/5 ほど外側に行った腕の中にいます。夏、南側の天の川（銀河）は、2 枚の写真のような銀河の中から、中心方向を見通した姿なのです。