天文授業サポート事業

ここでは講師派遣について説明しています。来館しての利用については、小中学校の利用高等学校による利用などをご覧ください。

学校現場における天文分野の学習は、教師にとっては最も学習指導が難しい内容の一つです。夜間の観察が必要になったり、天体望遠鏡等の特別な機材や操作技能が必要になったりすることなどから、最も重視されるべき体験的な学習(“本物の観察”)がなかなかできず、図やシミュレーション等による説明になってしまう恐れも大きいといえます。また、ぐんま天文台の「学校利用」においても、「どう教えていいのか分からない」「うまい観察の仕方が見つからない」等の声が多く聞かれます。さらに、学習指導要領の改訂に伴い、天文分野では、小学校6年生と中学校3年生で学習内容が追加され、天文分野の学習指導における教師の負担はさらに増えることが予想されます。

そこで、天文分野における子どもたちへの学習支援や、教師への学習指導支援指導力向上への支援を目的として、平成21年度から本事業を立ち上げました。本事業を通して、多忙な教師の負担軽減を図りつつ、少しでも多くの子どもたちに“本物の観察”をする機会を提供できればと考えています。

事業の内容

  1. 天体観察会の支援

    • 学校(親子行事を含む)や宿泊体験学習などでの天体観察会をお手伝いします。
    • 天体望遠鏡などの機材はぐんま天文台から持参します。
    • 天候不良時のレクチャーなどにも、ご希望により対応します。
  2. 授業の支援

    • 学校の先生とのティーム・ティーチング等により、通常の授業の支援を行います。例:
      • 小学校4年生を対象とした、昼間や夜間の天体観察の支援、授業支援
        (月の動き、恒星の色や明るさ、時間の経過に伴う星座の移動など)
      • 小学校6年生を対象とした、昼間や夜間の天体観察の支援、授業支援
        (月の表面は太陽とは違うこと、月の満ち欠けと太陽の位置など)
      • 中学校3年生における太陽や金星、その他の天体の観察支援、授業支援
        (季節による星座の移り変わり、太陽の南中高度の変化、月面や惑星の観察・位置の変化等)
        ※中学校2年生ごろからの継続的な観察を推奨します。
      • 学習指導計画の立案にかかわる電話相談など
  3. 天体望遠鏡の操作指導やメンテナンス

    • 天体望遠鏡の出張健康診断や簡単な修理、調整等
    • 天体望遠鏡の操作技能講習
      ※親子行事や、郡市・市町村単位の理科部会主催研修会、学校の望遠鏡を使った操作講習会などにも対応します。

新しい学習指導要領では、これまでの小学校に加え、中学校においても「博物館や科学学習センターなどと積極的に連携,協力を図るよう配慮すること。」と明記されています。また、特に小学校の理科の目標では、「実感を伴った理解」がキーワードであり、“本物”に触れる機会を積極的に提供していく事業は、今後さらに重視されるべきものと考えます。是非、ぐんま天文台を積極的にご利用ください。

申し込み用紙

その他