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ぐんま天文台 > 特集・画像等 > 天体画像集 > 太陽の黒点

太陽の黒点

下の写真は、2003年10月23日頃から次々と出現した太陽の黒点です。大きさは長径で地球10個分ほどもあり、減光すれば肉眼でも確認できました。太陽の活動が極小期に向かっている時期に、これほど大きな黒点が現れることはまれですが、この時は次々と出現しました。  この巨大黒点の出現による影響で、太陽表面では活動が活発になり、大規模なフレアやコロナ質量放出と呼ばれる大爆発も観測されました。その影響として、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の人工衛星「こだま」に異常が発生したり、29日夜には北海道で北の空に赤い低緯度オーロラが観測されたりしています(北海道陸別町)。10月28日20時頃(日本時間)に起きたフレアは、過去14年間で最大規模で、磁気あらしが発生して電波障害が起きる可能性が指摘されています。 →詳細な記事

黒点

sunspot movie [521kb]

2003年10月26日のフレア

flare

激しい太陽活動の影響で、ぐんま天文台でもオーロラが確認されました。下の写真は10月30日23時20分から露出時間20分で撮影したもので、山の上の空が赤い部分がオーロラです。

aurora